カシスオレンジの作り方
カシスオレンジって?
カクテルの中でも代表的なのがやっぱり
「カシスオレンジ」です。
カシスオレンジはその名の通りカシスリキュールとオレンジジュースで作るカクテルのことですね
お酒を飲む人だったらほとんど飲んだことがあるんじゃないかってくらい有名なカクテルです。
カシスオレンジはあまい!
っていう印象が強いと思うのですが、それはカシスリキュールでトップシェアを誇っている「クレーム・ド・カシス」がとーっても甘く作ってあるからなんです
このクレーム・ド・カシスの普及率はものすごく、居酒屋でもどこかのバーでもほとんどこれが使用されています。スーパーなんかに売っているカシスリキュールもこちらになります。
しかし
甘いと言ってもそこはリキュール
クレーム・ド・カシス自体のアルコール度数は20%もあり、
日本酒や焼酎なんかよりも高いくらいです
カシスオレンジは一般的に1:3くらいの割合で作るので
4倍希釈。つまり、単純計算ですと5%くらいのアルコール度数になります。
5%というとビールや酎ハイと同じ位の濃度ですので、
甘いから、飲みやすいからと言ってグビグビ飲んでしまうと
あっという間にアルコールが回ってしまうので注意してくださいね。
カシスオレンジの作り方
まず、カシスオレンジを作る上で必要になってくるものを揃えます。
- グラス
カシスオレンジはロングカクテルと言われるタイプですので、大きめのグラスが好ましいです。容量は10オンス(300ml)が一般的。
「ゾンビグラス」という長いタイプのグラスを使うと見栄えもいい感じになります。
あまりかき混ぜず、グラデーションを楽しむといったこともできます。
- 氷
カクテルを作る上で氷があるのとないのでは全然違います。言ってしまえば冷たくないビールと同じではないでしょうか
見た目からしても、味にしてもやはり氷は欠かすことができないので必ず用意しましょう。氷自体は市販のものでも家庭のものでもかまいません。
ただ、あまりでかいもの(ロック用の氷)なんかはグラスに入らないので注意しましょう。
- カシスリキュール
カクテルを作る際、必ずその系統のリキュールが必要になります。
カシス系は様々なカクテルを作ることができるので持っていて損はしないと思います。
種類はいくつかありますが、コスパ的にもおいしさ的にも先程述べた「クレーム・ド・カシス」がおすすめです。
スーパーなんかでも普通に売ってますよ
700mlの大容量の他に、200mlもあるのでお試しでそちらを選ぶのもいいかもしれません。
ただ、200mlは案外すぐなくなってしまいます。。
- オレンジジュース
オレンジジュースはカクテル専用のものなど買う必要はありません
普通のオレンジジュースで十分です。
ただ、クレーム・ド・カシス自体がすごく甘いので果汁100%のほうがバランス的にいいかもしれません。
果汁20〜50%のやつは100%のやつに比べ糖分が多いので。
ただ、甘いのが好きといった方には果汁20〜50%の方が美味しいと感じるかもしれませんので好みの問題ですね。
色々試してみてもおもしろいですよー
- マドラー
もしかしたら、マドラーを使っているといった方は少ないかもしれません。
しかし、マドラーがあれば非常に便利だし、見栄え的にもおしゃれです。
どうせ、カクテルを作るなら雰囲気は大切だとおもいます。
手順
- グラスに氷を入れる
グラスの7分目あたりまで氷を入れる。あまり、正確に入れる必要はありませんが、氷の量によって味が変わってくるのでお好みで調節してもかまいません。
- カシスリキュールをそそぐ
氷を入れた後、なるべく素早くカシスリキュールを注ぎます。だいたい1:3くらいの割合になるようなイメージで入れるのがおすすめ。量としては10オンスのグラスで45ml位を目安に入れます。
- オレンジジュースをそそぐ
カシスリキュールを入れた後、オレンジジュースを適量注ぎます。目安としては130〜140ml位、お好みで調節しても大丈夫です。この時、氷に当てないようにいれるのがコツです。氷がとけてしまうと、目分量が読み取りづらくなりますし、見た目としてもよくありません。また、ゆっくり注ぐことでグラデーションができるので試してみてください。
- ステアする
最後にステア(かき混ぜる)します。マドラーがない場合はストローや割り箸でもかまいませんが、やはり少ない回数で均等に混ざるのはマドラーです。その分、氷も溶けにくいので味にも変化が起きづらくおすすめ。
完成
これでカシスオレンジの完成です。
おいしく召し上がってください!